2016年6月25日土曜日

Active Directory FSMOを2008R2から2012R2へ移動する

1,http://harablo2012.blogspot.jp/2016/06/active-directory-windowsserver2008r2.html
2,http://harablo2012.blogspot.jp/2016/06/active-directory-ws08r2ws12r2dc.html
3,http://harablo2012.blogspot.jp/2016/06/active-directory.html

ここまでで、WS08R2をDCにしてWS12R2を追加してというところまで行ったので、今回はFSMOをWS08R2のDCからWS12R2のDCへ移動させてみる。

今回の作業は基本的にはFSMOを持っている側(今はWS08R2のほう)で行うことにする。

1,まずはファイル名を指定して実行で、「regsvr32 schmmgmt.dll」を実行する。
AD05_FSMOMigration_000000

AD05_FSMOMigration_000001

2,mmcで「Active Directory スキーマ」を表示する。
AD05_FSMOMigration_000002

AD05_FSMOMigration_000003

AD05_FSMOMigration_000004

AD05_FSMOMigration_000005

3,「Active Directory スキーマ」を右クリックして、「Active Directory ドメイン コントローラーの変更」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000006

4,移動先をクリックして、「OK」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000009

5,「Active Directory スキーマ」を再び右クリックして、「操作マスター」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000011

6,転送先が移動したいマシンであることを確認して「変更」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000012

7,「はい」をクリックする
AD05_FSMOMigration_000013

8,「OK」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000014

9,スキーマ マスターが移動したことが確認できる。
AD05_FSMOMigration_000015

10,「Active Directory ドメインと信頼関係」を起動して、「Active Directory ドメインと信頼関係」を右クリックし、「Active Directory ドメイン コントローラーの変更」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000017

11,移動先をクリックして、「OK」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000019

12,「Active Directory ドメインと信頼関係」を右クリックし、「操作マスター」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000021

13,転送先が移動したいマシンであることを確認して「変更」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000022

14,「はい」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000023

15,「OK」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000024

16,操作マスターが移動したことが確認できる。
AD05_FSMOMigration_000025

17,「Active Directory ユーザーとコンピューター」を起動し、ドメイン名を右クリックして、「ドメイン コントローラーの変更」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000027

18,移動先をクリックして、「OK」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000028

19,「ドメイン名」を右クリックし、「操作マスター」をクリックする。※絵をとりわすれた
AD05_FSMOMigration_000029

20,まずは「RID」タブで、転送先が移動したいマシンであることを確認して「変更」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000030

21,「はい」をクリックし、その後「OK」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000031

AD05_FSMOMigration_000032

22,操作マスター「RID」が移動したことが確認できる。
AD05_FSMOMigration_000033

23,次に「インフラストラクチャ」タブで、転送先が移動したいマシンであることを確認して「変更」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000035

24,「はい」をクリックし、その後「OK」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000036

AD05_FSMOMigration_000037

25,操作マスター「インフラストラクチャ」が移動したことが確認できる。
AD05_FSMOMigration_000038

26,最後に「PDC」タブで、転送先が移動したいマシンであることを確認して「変更」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000039

27,「はい」をクリックし、その後「OK」をクリックする。
AD05_FSMOMigration_000040

AD05_FSMOMigration_000041

28,操作マスター「PDC」が移動したことが確認できる。
AD05_FSMOMigration_000042

29,最後にコマンドで「netdom query fsmo」を実行すると、今のFSMOの持ち主を表示できる。
AD05_FSMOMigration_000044

これでWS12R2へFSMOを移行出来たが、今度はWS12R2から同じような作業を行うことで、FSMOを戻すことも当然可能。

0 件のコメント:

コメントを投稿