2014年6月7日土曜日

WindowsServer2012R2 RemoteAppを使える環境を構築してみる

表題の通りだが、WindowsServer2012R2でRemoteAppを使える環境を構築していく。
今回検証にあたって利用するOSはサーバーはWindowsServer2012R2Standard評価版で、ホスト名や役割は以下の通り。

RDSAD01・・・AD、DNS、証明書、DHCPサーバー
RDSSH01・・・リモートデスクトップセッションホストサーバー
RDSSH02・・・リモートデスクトップセッションホストサーバー
RDSSB01・・・リモートデスクトップ接続ブローカーサーバー
RDSWE01・・・リモートデスクトップWebサーバー
RDSCL01・・・クライアント(Windows7)、IPアドレスはDHCPから受け取る

ドメイン名:rdtest.local
めんどうなことにならないよう、WindowsFireWallは全部無効にしている。

今回の構築の流れは以下の通り。

1,  全てのマシンにOSをインストールし、IPアドレス、ホスト名等OSの基本設定をひと通り行う。
2, RDSAD01にAD、DNS、DHCPサーバーをインストールし、ドメインコントローラーに昇格させる。
3, DHCPのスコープを作成し、サービス開始する。
4, 全サーバーとクライアントをドメイン(rdtest.local)に参加させる。
5, パスワードの変更などを求められるとうっとおしいので、PasswordPolicyをゆるゆるに変更し、グループポリシーでFirewallの無効化を行う。
6, RDSAD01にADCSをインストールし、今回必要な証明書を発行し[RDSWE01]にインポートする。詳細は以下。
    http://harablo2012.blogspot.jp/2014/06/windowsserver2012r2_725.html
7, 各サーバーに役割をインストールする
※インストール時に自動的に入ってくるものは全部インストールすること
    RDSSH01・・・リモートデスクトップセッションホスト
    RDSSH02・・・リモートデスクトップセッションホスト
RDS2012R2_000086_thumb
    RDSSB01・・・リモートデスクトップ接続ブローカー
RDS2012R2_000087_thumb
    RDSWE01・・・リモートデスクトップWebアクセス
RDS2012R2_000088_thumb
8, 全サーバーでサーバーマネージャーの[管理するサーバーの追加]今回登場する全てのサーバーを登録する
RDS2012R2_000000_thumb1
9, どのサーバーからでもよいので、サーバーマネージャーから[役割と機能の追加]を行う。
10, [リモートデスクトップサービスのインストール]を選択して次へ
RDS2012R2_000001_thumb
11, セッションブローカーに間違いが無いことを確認してデフォルトのまま次へ
RDS2012R2_000002_thumb
12, [セッションベースの・・・]を選択して次へ
RDS2012R2_000003_thumb
13, 次へ
RDS2012R2_000004_thumb
14, ブローカーサーバーが選択されていることを確認して次へ
RDS2012R2_000005_thumb
15, Webアクセスサーバーを選択して次へ
RDS2012R2_000006_thumb
16, セッションホストサーバーを選択して次へ
RDS2012R2_000008_thumb
17, 終わったら閉じる
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18, [展開プロパティの編集]を行う
RDS2012R2_000012_thumb
19, 証明書を登録する
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20, コレクションを作成しアプリケーションを公開する
※ここまでにグループやユーザーは整理しておいたほうがよい
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21, DNSにウェブアクセス用のレコードを登録する
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22, クライアントから以下のURLにアクセスする
https://DNSに登録したレコード/RDWeb
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23, ユーザー名とパスワードを入れた後の画面でアプリケーションを実行できる
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24, また、コントロールパネルの[RemoteAppとデスクトップ接続]で以下URLを入力することでブラウザ越しでなくともアプリケーションを起動できる
https://DNSに登録したレコード/RDWeb/Feed/webfeed.aspx
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RDS2012R2_000021_thumb
RDS2012R2_000022_thumb[1]


途中でおかしくなったりして修正しつつやっているので、おかしいところもありそうだが、流れとしてはこんな感じ。

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